大豆イソフラボンの効果・効能は更年期障害対策だけじゃない!

大豆製品に含まれている大豆イソフラボンが更年期障害の症状緩和に効果があると注目を集めています。更年期障害の症状に悩む女性なら、大豆イソフラボンの効果を一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。しかし、なぜ効果があるのか、どんな働きがあるのかがわからないと実際生活に役立てることはできません。今回は大豆イソフラボンが更年期障害症状緩和に効果的なのはどのような理由があるのかお伝えします。

大豆イソフラボンが更年期障害の症状に効果的な理由

更年期に入ると卵巣の機能が低下するとともに女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が急激に低下します。脳からはエストロゲンを分泌する指令が出ているのにも関わらず、分泌量が低下していくために脳は混乱し、さらに女性ホルモンが低下、自律神経の乱れが起こり、身体面だけでなく精神面にも不調が現れます。これが更年期障害と呼ばれるものです。

大豆イソフラボンは身体の中でエストロゲンに似た働きをすることが判明しており、低下してしまったエストロゲンの働きを補うことで更年期障害の症状緩和に効果があると認められています。大豆イソフラボンのダイゼインという成分は、体内にはいるとエクオール産生菌という腸内細菌によりエクオールへと変化します。

エクオールは別名「スーパーイソフラボン」とも呼ばれており、大豆イソフラボンよりもさらに更年期障害の症状に効果が期待されています。このように大豆イソフラボンは摂取することで多くの効果があるので更年期障害に悩む女性の中で関心が高まっています。

更年期障害の症状緩和だけでない!大豆イソフラボンがもつパワーとは

更年期障害症状の緩和だけでなく、大豆イソフラボンには女性の身体にとって良い働きがたくさんあります。

抗酸化作用

活性酸素はウイルス除去など人体にとって必要な働きをしているのですが、日々の生活から現代の日本人は過剰に活性酸素を摂取しすぎている傾向にあります。酸化=老化、とよく言われるように、活性酸素を過剰に取り入れると身体の酸化が進み老化を加速させます。大豆イソフラボンには抗酸化作用があり、体内に取り入れすぎた活性酸素を取り除く働きをしてくれます。身体のなかから活性酸素を除き、キレイになることで肌の調子もよくなります。

動脈硬化の予防

体内でコレステロールなどの脂質が酸化すると過酸化脂質という物質に変化し、シワや老化現象、動脈硬化のもとになってしまいます。これも身体が酸化することにより起こってしまうので、大豆イソフラボンの抗酸化作用により脂質が酸化し過酸化脂質になるのを予防してくれます。過酸化脂質は動脈硬化などを引き起こしやすくなるため、大豆イソフラボンを摂取することで過酸化脂質になるのを防ぎ動脈硬化の予防にも繋がります。

骨粗しょう症予防

エストロゲンには骨を丈夫にする働きがあり、更年期にはいりエストロゲンの分泌量が低下することで骨密度が低くなり骨粗しょう症のリスクが高まります。大豆イソフラボンを摂取することで減少したエストロゲンの働きを補い、骨密度低下を防ぐことで骨粗しょう症を予防することができます。

美肌効果

さらにエストロゲンには肌の状態を良好に保つ働きがあります。コラーゲン等を作るだけでなく肌の水分を保ち、肌を良い状態に導きます。エストロゲンの分泌量が減少することでこのような働きが低下し、肌荒れを起こします。大豆イソフラボンを摂取することでエストロゲンの働きを補い、肌荒れや老化を抑止し、美肌へと導きます。

日本人の5割しかエクオールを作れない

先述したように、ダイゼインがエクオール産生菌という腸内細菌と反応することにより体内でエクオールを作り出すのですが、このエクオール産生菌はすべての人の腸内にいるわけではありません。日本人のおよそ5割にしか腸内にエクオール産生菌が存在しておらず、エクオール産生菌がいない人はエクオールを作りさすことはできません。

自分の腸内にエクオール産生菌が存在しているかどうかはインターネットなどでキットが販売されている「エクオール検査(ソイチェック)」で簡単に調べることができます。更年期障害に悩まされている人や大豆食品を摂取しても症状改善がみられない場合は一度検査してみてはいかがでしょうか。

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